世界遺産とは?

近年、毎年のように「〇〇登録なるか?」というようなニュースを耳にしますが・・・「世界遺産って何ですか?」と聞かれると意外ときちんと答えられる方は少ないのではないでしょうか?

 

世界遺産Wikipediaでは

世界遺産(せかいいさん)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産やそれに準ずるものが対象となっている。

 

ザックリいうと・・・「世界中の貴重な遺産、自然を登録して保護しよう」って事みたいです!

 

1972年・・・割と最近ですよね?

 

何千年、何万年という時を経て気づかれた自然や遺産を、なぜ最近になって「守ろうよ!」となったのでしょうか?

 

やはり、20世紀初頭の戦争が影響しているようです。

 

第二次世界大戦後の1952年、大戦時に文化遺産の破壊行為、組織的略奪などが行われた反省から、「武力紛争の際にも文化財を尊重し、適当な措置を取ること」を定めた、ハーグ条約が採択されたことを契機に、1960年のエジプトのダム建設による「ヌビア水没遺跡救済キャンペーン」をユネスコが展開し、結果60か国もの支援となり、遺跡の移築が実現しました。

 

これにより、国際的な機運も高まっていき、1965年には記念物・遺跡の保護の諮問機関、国際記念物遺跡会議が発足し、アメリカも世界遺産トラストを提唱。1972年国際人間環境会議での議論を経て、世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約=’世界遺産条約’が制定されたわけです!

 

 

日本は125番目の加盟国。先進国では最後から2番目。

実はそうなんです。日本の加入は採択から20年もたった1992年。
意外に思いませんか?
日本は遺産に対する保護意識も高いし、真っ先に加盟しそうなもの。なぜ・・・

 

どうやら、理由は「お金」の問題みたいです。
加盟国になった場合、基金への分担金というものがかかってきます。基金は危機遺産の保護に使われるので、先進国でさらに自ら「文化財保護法」などを制定し、積極的に遺産を守ろうという日本の様な国には使われることはないでしょう。そして、先述した「文化財保護法」などの国内法に自信もあった為、「国内法で十分。負担ばかりでリターンがない。」と、当時の日本には世界遺産に加盟するメリットが見いだせなかったんでしょうね!

 

その後、種の保存や環境保護の観点から、国際的な協力が必要との風潮が高鳴り、加入となったようです。

 

日本にある世界遺産の数は全部で何個?

まず、世界遺産は3種類に判別されます。

文化遺産・・・普遍的な価値がある遺跡・建築物を指定。

自然遺産・・・普遍的な価値がある地形・生態系・景観などを指定。
複合遺産・・・文化遺産・自然遺産の両方の要素を兼ね備えたものを指定。

 

日本には2017年4月時点で、自然遺産4件、文化遺産16件の計20件の世界遺産があります。ちなみに、複合遺産はありません。

 

それでは、日本の世界遺産を巡って行きましょう!